- update更新日:2021.10.26 folder未分類
ここ青梅駅前にも、時折春めいた日が見受けられるようになり、少しずつ春の足音を感じますね。
春近しといえど、緊急事態宣言の中にあってなかなか思うように体を動かすことができないでいる方も多いことと思います。
そんな時期ですが、天気が良くて暖かい日には外をランニングするのも気持ちよさそうですね。
(もちろん、感染症対策に配慮しつつ!)
そんなランニング愛好家が悩まされることの多い疾患が「鵞足炎」です。 今回はこの鵞足炎についてお話をしていきますね!
鵞足炎の症状
- ぶつけたわけでも、捻ったわけでもないのに膝 が痛む
- 湿布を貼っていたが一向に良くならない
- 鎮痛剤も効かない
- 膝のお皿の内下方を押すと痛い
- 膝を曲げ伸ばしした時に痛みが強くなる
鵞足炎はどうして起こるのでしょう?
膝蓋骨(膝のお皿)の下方、脛骨(スネの骨)の内側に半腱様筋・薄筋・縫工筋といった筋肉の腱が付着している箇所を「鵞足」と呼びます。
ここに膝の屈伸運動が繰り返されることで、靭帯や腱が骨との摩擦によって傷つき、炎症を起こすことで鵞足炎が起こるのです。
とくにランニングやジャンプ競技者に多く見られます。
また鵞足炎と思い込むことなく、脛骨疲労骨折や内側側副靱帯炎との鑑別も重要で、正しい治療を進めていくために誤りなく見極める必要があります。
鵞足炎への施術
急性期においてはアイシングやテーピングによる処置を施すことで、患部の安静を図り、炎症の早期の改善を促します。
その後、ハムストリングス(太ももの後ろ側の筋肉)と股関節内転筋(太もも内側の筋肉)のストレッチングや筋膜リリースを施すことで、オーバーユースによって硬く強張った筋肉を緩めていきます。
当院において、それでも改善しない鵞足炎に対しては、トリガーポイント療法によって痛みの改善を図ります。
早いタイミングで施術を開始すれば十分改善の見込める鵞足炎ですが、こじらせるとなかなか治りにくいものでもあります。 「おかしいなぁ」と感じたら、放置せずに専門家に診てもらいましょう!
住所:東京都青梅市本町130-1
ダイアパレスステーションプラザ青梅102-2
最寄り駅:JR青梅駅
TEL : 0428-24-5608
当院のホームページです。
交通事故専門ページはこちらからどうぞ。