CM関節症って何?

そろそろ夏休みも終わり、新学期の始まる学校が多いようです。
それでも、まだまだ暑い日の続くここ青梅駅前ですが、みなさん、夏バテなどにはなっていないでしょうか?
夏バテは、気温の高さという外からの要因と、暑いからといって冷たい食べ物や飲み物を摂り過ぎてしまい、腸が弱ってしまうことから起こる内からの原因とがあります。
健康な体を保つためには、腸を元気に保つ「腸活」が欠かせません
腸が元気になれば、代謝が上がり、免疫力も上がります。
暑さでぐったりされている方こそ、甘い物を控えて、腸に優しい発酵食品などを積極的に摂られてみることをオススメします!

さて今回は、「CM関節症」についてお話ししていきますね。

CM関節症とは?

そもそもあまり聞きなれない「CM関節」ですが、一体どの関節のことを指すのでしょうか?
CM関節とは、手の甲に位置する中手骨と手根骨との間の関節のことを言います。
このCM関節の中でもとくに親指のCM関節に、
使い過ぎや加齢を原因として、関節軟骨がすり減ってくることで起こる疾患を「CM関節症」と呼ぶのです。

CM関節症の症状

母指CM関節は、手の甲の親指側の骨(第1中手骨)と手首近くにある大菱形骨との間にある関節で、主に物をつまむ動作やビンのふたを開ける時など親指に力を入れる必要のある動きを担います。
このCM関節の軟骨がすり減ってくると、CM関節に負担のかかる動きで痛みが出ることになります。

  • 瓶やペットボトルのふたが痛くて開けられない
  • ドアノブを回す時に痛みがある
  • 物をつまむ時に痛みがある

これらの症状に思い当たる方は、CM関節症の可能性があります。

痛みの強い時には、CM関節部分に熱感を触知し、圧迫するだけでも痛みを感じたりします。
このため、どんぶりのような食器を洗う際に、親指を器の淵にかけることで痛みがあったり、ビンやペットボトルのフタを痛みのために開けられなくなったりと、日常生活動作に支障をきたすことになるのです。

CM関節症の施術

関節にかかる負担を軽減し、なるべく休ませてあげるために、テーピングや簡単な装具(サポーター)を使用します。
テーピングやサポーターを装着することは、関節を安静肢位に保つだけでなく、親指を動かす時に関節を正しい位置に保つことにもなります。

就寝中も含めて2ヶ月はしっかり装着していただくことで、とくに急性期の方では、痛みを相当程度軽減させることも期待できます。

またドイツ徒手医学による関節モビライゼーションを行うことで、関節のアライメントを整え、円滑な動きを促します。

関節の滑らかな動きを取り戻し、手を使う作業でも痛みのない状態を作っていきます。
こじらせると厄介な「CM関節症」
早めに施術を始めることで、「痛みで手を使えない…」というような状況を防いでいきましょう!

 

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