青梅市唯一の検査機器で痛みの原因を見つける評判の整体

肩関節に過剰な力が加わったことによって、上腕骨頭が関節窩（肩甲骨）に対して正対しなくなった状態のことです。
とくに後方に手をついて転倒した時など、肩関節に外転・外旋位が強制された肢位で発症します。

脱臼肢位としては、前下方脱臼（烏口下脱臼）がほとんどです。
整復法には、コッヘル法、スティムソン法、ゼロポジション挙上法がありますが、当院では、まず侵襲性の低いゼロポジション挙上法を試み、それでも整復の難しい場合は、スティムソン法を行なっています。
それぞれの具体的な整復法を以下に記してみます。

〈スティムソン法〉
　→①患者さんを伏臥位（うつ伏せ）でベッドに寝
　　　かせる
　　②患肢におもりをつける
　　③患肢をベッドサイドから下垂する
　　そのままリラックスした状態で20分程待つ
　　ことで、自然と骨頭が元の位置に戻ってくる

〈ゼロポジション挙上法〉　→①患者さんは仰臥位（仰向け）
　　②患肢を遠位軸方向に牽引しながら、上肢を脱
　　　力させ、肩関節を徐々に屈曲してゼロポジシ　　
　　　ョンにもっていく

肩関節脱臼の合併症

さて、前記のような方法で無事整復できたとしても、そこで安心はできません。
気をつけなければならないのが、脱臼に伴って発症する合併損傷です。

主な合併症に、大結節骨折や腋窩神経障害があります。

 

 

 

 

それ以外にもバンカートリージョンやヒルサックスリージョンと呼ばれるものがあります。
それぞれ、関節窩から関節唇靭帯複合体が剥がれたものをバンカートリージョン、その時骨の一部が一緒に剥がれたものを骨性バンカートリージョン、脱臼したときに関節窩に上腕骨頭が噛み込むことで陥没骨折を起こしたものをヒルサックスリージョンと言います。
問題は、これらバンカートリージョンやヒルサックスリージョン損傷後は反復性脱臼を発生しやすくなるということです。

肩関節脱臼の再発率

初回脱臼の年齢による再発率は、10歳代の再脱臼率は80%、20歳～40歳代で60%、40歳以上の再脱臼率は16%と言われています。

肩関節脱臼の治療

まず徒手整復を試みますが、関節内に骨片などが陥入し整復障害となり、どうしても整復できない場合は手術適応となります。
また、繰り返す反復性肩関節脱臼においても手術が適応となります。

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住所：東京都青梅市本町130-1
ダイアパレスステーションプラザ青梅102-2
最寄り駅：JR青梅駅
TEL : 0428-24-5608

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