繰り返す捻挫の原因はもしかして「足根洞症候群」かも

春の陽気が続いていますね。
 
都心では開花宣言が出されましたが、ここ青梅駅前で桜の開花を見られるのはお彼岸の頃になるでしょうか?
暖かい気候の中、運動を始めようと思い立つ方もいらっしゃることと思いますが、そこで気をつけたいのが
足関節の捻挫。
とくにこれまでも捻挫を繰り返してきて、足関節に不安定性を感じられる方は、足根洞症候群と呼ばれる疾患が疑われます。

足根洞とは?

そもそも「足根洞」とはどこのことでしょうか?

足根洞とは、足首外くるぶしのやや前方にある凹んで触れる箇所のことを言います。

距骨と踵骨によって囲まれた空間で、開口部を持つラッパ状の間隙となっています。

足根洞症候群の原因は?

捻挫後の不適切な治療や、足関節の外側に存在する前距腓靭帯や骨間距踵靭帯からの出血が瘢痕組織
 
などになって、神経終末に障害をきたし炎症を起こすことが原因となります。
 

足根洞症候群の症状は?

踵骨と距骨の間の溝の部分に圧痛があり、凸凹道で立っている時
 
や歩いている時に痛みがあり、足関節の不安定感も伴います。
 
立っている時や歩いている時に足根洞からの反射弓によって
 
足関節のバランスを保っているため、神経終末の障害により
 
この反射弓が機能しないことでバランスを保てなくなり、軽微な
 
力でも捻挫を繰り返すことになります。
 
 

好発するのは?

・足関節捻挫後
・運動量の多い20歳代、30歳代
・距踵関節癒合を主とした足関節癒合症を有した方
 
これらに足根洞症候群が好発します。
 

治療について

物理療法や運動療法を行います。 
 
運動療法では下肢筋力訓練やバランスボードなどを用いた
後脛骨筋・長短腓骨筋腱の協調訓練を行います。
 
また当院では、足根骨間の動きを円滑にし、足根洞内の正常な
動きを回復させるために関節モビライゼーションを行っています。
足根洞内の瘢痕化の改善を目的として、局所への
トリガーポイント鍼療法も有効な方法です。
 
こじらせると手術的治療も必要となる足根洞症候群早めに信頼のおける専門家に相談されることをお勧めします!
 
 
 
 
 
 

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当院では、国際的な足の権威たちも推奨する個人個人に合わせたオーダーメイドのインソール(足底板)も作成しており、あなたに合ったインソールを使用することで根本的な改善を図っていきます。

ご興味のある方は、ぜひ当院までお問い合わせください!

 

住所:東京都青梅市本町130-1
ダイアパレスステーションプラザ青梅102-2
最寄り駅:JR青梅駅
TEL : 0428-24-5608

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