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梅雨入りを間近に控え、木々の香りが濃厚に感じられるここ青梅駅前です。
室内にこもりがちなこの時季ですが、たまの晴れ間に外出やスポーツ、旅行などを楽しむためにも、動ける身体は必須です。
今回は、痛みのためにスポーツや歩行を制限されかねない「円板状半月板」についてお伝えしていきますね。
円板状半月板とは?
半月板は、膝関節の間にある線維性の軟骨で、膝関節の内側と外側とにあり、膝にかかる荷重を分散したり、衝撃を吸収したりする働きを持っています。
半月板は、三日月のような形をしているのですが、「円板状半月板」は、三日月の中央部も覆われていて、ほぼ丸い厚みのある板状をしています。
円板状半月板はアジア系人種に多く、そのほとんどが外側半月板にみられますが、両側発生例も80%ほどみられます。
円板状半月板の症状
円板状半月板は強度が脆弱なため、運動量が増えてくる小学校高学年以上の児童に初発症状が多くみられます。
小児の場合、痛みを伴わないことも多いのですが、膝を曲げたり伸ばしたりするときに、
膝の外側で突然「パチッ」という音や感触を伴い、
膝の外側で突然「パチッ」という音や感触を伴い、
関節が滑ったり引っかかったりするような感じが起こることがあります。
また膝が伸びない、曲がらない、動かない(ロッキング現象)といった症状もみられます。
スポーツを控えて患部の安静を図ることで、腫脹や疼痛は消失します。
ただ、経過観察しても、運動時に強い痛みが長く続く場合や、再発する場合は関節鏡下の手術になることもありますが、手術は慎重に見極める必要があります。
これは、手術をして半月板を切除した場合、経過10年で関節軟骨が擦り減り、変形性膝関節症になることが多いためです。
また手術をした場合、20%が離断性骨軟骨炎を合併するとの報告もあります。
現在の症状が、跛行したり、正座ができない状態であっても、半月板に損傷がみられたり、それによって痛みがあるようなことがなければ、すぐに手術をする必要はありません。
円板状半月板への対策
半月板は、膝関節の重要な部分であり、適切なケアや予防策を取ることが重要です。
例えば、適度な運動やストレッチ、正しい姿勢の維持などが円板状半月板の健康をサポートします。
万が一損傷した場合でも、早期の診断と治療を受けることで、回復の可能性が高まります。
膝に違和感を感じるようでしたら、お気軽にご相談ください!
当院では、国際的な足の権威たちも推奨する個人個人に合わせたオーダーメイドのインソール(足底板)も作成し ており、あなたに合ったインソールを使用することで根本的な改善 を図っていきます。
ご興味のある方は、ぜひ当院までお問い合わせください!
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