腕から手にかけてしびれや痛みが… それってもしかしたら頚椎椎間板ヘルニアかも!

梅雨空が続きますね。
さて今年の梅雨明けはいつ頃になるのでしょうか?
ここ青梅駅前では、梅雨空の下、霞が周囲の山々を包み込み、幻想的な光景が広がっています。
 
ところで、遠くの山並みを見上げていると、肩から腕や手にかけて痛みやしびれが出ることはありませんか?
そのような症状のある方は、もしかすると頚椎椎間板ヘルニアかもしれません。
今回はこの「頚椎椎間板ヘルニア」についてお伝えしていきます。

頚椎椎間板ヘルニアとは

頚椎椎間板ヘルニアは、頚椎(首の骨)の間にある椎間板が損傷し、椎間板の中にある柔らかい組織(髄核)が膨隆することで起こります。
 
この膨らんだ部分が神経を圧迫し、首や肩、腕に痛みやしびれを引き起こすことがあります。
 

頸椎椎間板ヘルニアの症状

まず、首や肩のコリやだるさが生じます。
第3頚神経から上の神経根が圧迫されると、後頭部から側頭部の痛みや眼精疲労が生じやすく、目の奥が痛くなったり、充血しやすくなったりします。
第4頚神経以下の神経根圧迫では、肩こり・頚部のだるさや上肢の痛みやしびれ、さらには上肢の筋力低下・筋萎縮を呈することがあります。
 

頸椎椎間板ヘルニアの原因

頚椎椎間板ヘルニアの主な原因は、年齢や日常の生活習慣によるものです。
加齢により椎間板が劣化し、損傷しやすくなります。
 
また、長時間の不適切な姿勢や重い物の持ち運びなども原因となることがあります。
 
 
 

治療について

頚椎椎間板ヘルニアの治療方法は、症状の程度や患者の状態によって異なります。以下に一般的な治療法を記します。
 
①保存的的治療:多くの場合は保存的な治療で管理することができます。
・首の負担を軽減するために頚椎カラーを4ー8週間装着します。
・物理療法:牽引療法、電気刺激療法などの物理的な治療。
・抗炎症薬:非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)や鎮痛薬が痛みや炎症の軽減に使用されます。
 
②手術的治療: 症状が重度で保存的治療が効果的でない場合、手術が検討されます。
箸が使いにくい・シャツのボタンが留めにくいといった症状をはじめ、歩行障害や足のもつれ、尿失禁などの脊髄症状が確認される場合は手術も視野に入ってきます。

生活指導

頚椎伸展位で症状が増悪することが多いため、水平よりも上を向かないように気をつける必要があります。
 
具体的には、テレビやパソコンの画面を見る場合も視点を10°下方に向けるようにするなどです。
また、長時間に及ぶスマホの使用、絶叫マシンには乗らないようにも注意しましょう。

 

 
 

住所:東京都青梅市本町130-1
ダイアパレスステーションプラザ青梅102-2
最寄り駅:JR青梅駅
TEL : 0428-24-5608

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