冬の養生法〜免疫力アップ!

今年はコロナ禍にあって大変な一年になりました。
皆さまも、本当にお疲れさまでした!
まだまだ気は抜けませんが、2021年はいつもの日常を取り戻していけるといいですね。

この冬はコロナ対策もあってか、私(小林)自身も、また周りのスタッフや患者さんも風邪をひかれる方を見かけません。
そうは言っても、冬は風邪やインフルエンザなどの呼吸器疾患を引き起こすウイルスの活動が活発になる時期。
コロナ第三波もこの季節が大きく影響しているでしょう。

なぜ冬に免疫力が下がるのか?

冬の時期は寒さのために、私たちの体の筋肉や血管も縮こまり、感染症に対する免疫力も下がるため、呼吸器疾患にかかりやすくなります。
そればかりか、血管の収縮により血圧が上がることで、脳梗塞や狭心症、心筋梗塞などの病気を発症するリスクも高まります。

とくに呼吸器の病気にかからないようにするためには、手洗いやマスク、室内の換気などウイルスが体内に侵入することを防ぐ手立てが大切になります。
ただ、外からのウイルスの侵入を防ぐだけに止まらず、あわせて自分自身の免疫力も上げていきたいもの。

東洋医学には、「冬病夏治 夏(春)病冬治」という言葉があります。
これは、「冬にかかりやすい病気に対しては夏の間に備え、夏(春)にかかりやすい病気に対しては冬の間に備える」という意味です

すでに冬に入った今、冬にかかりやすい呼吸器の病気や循環器の病気に対しては遅すぎるのかと思われるかもしれませんが、決してそんなことはありません。
「冬令進補 春天打虎」という言葉もあります。これは「冬の間に体力を補っておけば、春には虎をも打ち負かせるほどの体力を得る」という意味になります。

免疫力を高める栄養素?

では、体力を補うといっても、一体何を補っていけばよいのでしょうか?
東洋医学では、健康づくりにおいて「食べ物」「運動」「精神」三要素を大切に考えています。

冬の時期であれば、体を温める食べ物を摂る。
それと、適度な運動、リラックスできる時間を取って精神状態を整えることも大切ですね。
とくに食事については「医食同源」と言われるように、免疫力を上げるために必要な栄養素を積極的に食事から摂ることが勧められています。

免疫力を高めるために必要な栄養素としては、

①タンパク質
②ビタミンB、C、A、E群
③銅、亜鉛、マンガン、セレンなどのミネラル

などがあります。

飽食の時代と言われて久しい日本にあって、日本人のタンパク質摂取量は、戦後間もない1950年代と同等にまで減っています。
この背景には、間違ったダイエット志向や安価で手軽なため、炭水化物が豊富なインスタント食品が広く普及したことなどが考えられます。

筋肉だけでなく、内臓や血管、皮膚や髪の毛、爪など全ての細胞の生成に必要なタンパク質は、免疫を司る抗体も生成しています。
体重1kgに対して1〜1.2gは必要とされてるタンパク質、あなたは必要な量を摂れていますか?

各種ビタミンやミネラルも同様で、現代人は食事だけで必要となるビタミン群を摂ることは難しいとされています。
バランスのとれた食事にあわせて、サプリメントで補うのもいいかもしれませんね。

まだまだ続く寒い冬、この冬の間にしっかり体力を補って、免疫力を上げていきましょう!

 

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