むち打ちの種類と当院でのむち打ち治療

むち打ち症の症状には様々なものがあり、一般的な症状は上記のようなものが挙げられます。

症状には個人差があり、事故状況によって1つしか出ない人もいれば、5つや6つの症状が同時に現れる人もいます。
被害者の年齢や体質といった要素によっても変わってきます。

なお、むち打ちによる症状は、大きく以下の3通りに分かれるので1つずつ見てみましょう。

頚部の運動が制限される症状を中心としたもの。
頭痛、頚部の疼痛、頚項部筋肉の圧痛などがみられます。

上肢の筋力低下、筋萎縮、運動および知覚障害などの症状を中心としたもの
首から肩・腕にかけての放散痛やしびれ感も該当します。

頭痛、頭重、眼精疲労、耳鳴り、難聴、めまい、声のかすれといったものから
記憶や集中力の低下、食欲減退、消化不良など多岐にわたる症状となります。

このように、「むち打ち」には様々な症状がみられます。

ここで注意していただきたいのですが、むち打ちには後遺障害としての認定を受けられる症状と、認定を受けられない症状があります。

“ご自身のむち打ち症状が後遺障害に該当するかどうか分からない”という方は、お気軽に当院までご相談ください。

▼ むち打ちの種類

「むち打ち」は一言でくくられることが多いですが、いくつかの型に分類がされており、上記の症状も、この類型に応じて発症する症状が異なります。


これが、むち打ちの中でも最も多くみられるものです。

事故等の衝撃によって首が激しく揺さぶられることで首の筋肉や靭帯が傷つき、「捻挫」が起きるものです。
主な症状としては、首や肩のだるさ、重み、痛み等があります。


首の骨の奥を通る自律神経が衝撃によって傷ついた場合に発症します。
代表的な症状としては眩暈(めまい)や耳鳴り、息苦しさといったものが挙げられます。


「神経根」という脊髄から出る神経の根元部分にダメージを受けてしまうケースです。
損傷した神経根の場所に応じて、特定の部位にしびれや力が入りにくい、といった様々な症状が現れてきます。


神経だけでなく、更に脊髄にまでダメージが及んだケースです。
脊髄の損傷によって身体にまひが残る恐れがあります。

▼ むち打ちの原因

むち打ちの原因の大半は
交通事故と言われています。

交通事故などの突然の追突に遭った場合、予期せぬ衝撃に首が激しく揺さぶられます。

それによって首の筋肉や靭帯、神経、脊髄に損傷が起きて発症するという事が、最も一般的でしょう。
また、激しい動きを伴うスポーツで捻ってしまった場合に発生することもあります。

▼ こばやし接骨院でのむち打ちの治療法

当院のむち打ち治療は、ただ痛いところを揉んだり、電気を当てたりといったワンパターンの治療はいたしません。

一言でむち打ちと言ってもその症状は様々です。

そのためまず最初に、あなたの症状に合った、あなただけの治療計画を作成いたします。

プライバシーに配慮したカウンセリングルームで、十分な時間をとってあなたのお話しをうかがうところから始めていきます。

治療は、傷めた筋肉の過緊張を和らげ、歪みが生じた、または動きの悪くなった頚椎の関節を正常な状態に整えていきます。

関節をバキバキ鳴らせたり、痛いのを我慢しながらマッサージをしたりといったことは一切いたしませんのでご安心ください。

むしろ心地良いと言っていただくことがほとんどです。

※なお、治療を続けても効果があまり出ないムチ打ちもあり、
その場合は低髄液圧症候群の疑いもあります。

これは事故で衝撃を受けたことで髄液を包んだ膜に傷が入り髄液が漏れるというものなのですが、身体にだるさや吐き気、頭痛といった症状が発生します。

一般的には水分をとって安静にすることで元に戻りますが、それでも戻らない場合は医師にご相談ください。

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