こんな症状でお困りではありませんか?
- 座った姿勢からの立ち上がりで痛い
- しゃがみづらくなっている
- 階段を上がるとき、または下るときに痛い
- 膝を曲げ伸ばしすると音がする
- ひざに不安定な感覚がある
膝の痛みはどうして起こるのでしょう?
膝痛の原因は、大きく3つに分けられます。
- ケガによる負傷
- 関節リウマチや痛風などの内科的疾患によるもの
- 加齢や使い過ぎによるものの大きく3つにわけられます。
ここでは、当院の治療の適応となる、ケガによるものと加齢や使い過ぎを原因とするものの2つについて詳しく説明していきます。
転倒したり、スポーツでのケガによる膝痛は、関節を構成している半月板と呼ばれるクッションや靭帯、筋肉を損傷することで起こります。
負傷直後から腫れや熱感をともない、ひどい場合は、グラグラと不安定になることもあります。
これは、動揺関節と言って、膝関節を支えている靭帯を損傷したものと推測されます。
また、骨折や骨髄浮腫を併発していることもありますので、症状があまりにひどいものは病院で検査をされることをオススメします。
加齢や使い過ぎによる膝痛の場合、その原因は、膝関節でクッションの役割を果たしている軟骨がすり減り、骨と骨とが直接ぶつかってしまうことで起こります。
また、関節をつないでいて、その中に、潤滑油の働きをする関節液を満たしている“関節包”という袋やその内側にある”滑膜”が炎症を起こすことによっても痛みが生じます。
加齢による関節の変性は、40代頃から始まります。
使い過ぎによる膝の痛みは、10代、20代のスポーツをやっている若年者にも見られます。
膝痛の施術
腫れが強かったり、膝に水が溜まっているような場合、炎症を和らげ、関節内の血液循環を整えることを目的として、膝関節の調整を行います。
また、患部を安定させ、自己修復力を促進するために、テーピングや専用のサポーターで固定することもあります。
痛みがある程度落ち着いた後は、膝関節を支えている筋力を回復させたり、しっかりと曲げ伸ばしができる状態に関節の可動域を改善していくようにリハビリも行っていきます。
痛みがなくなるだけでなく、動きなどの機能も回復して、はじめて治ったということになります。