院長挨拶
院長
小林 正佳 (こばやし まさよし)
【資格】
- 柔道整復師、はり師、きゅう師、あんま・マッサージ・指圧師
- ドイツ徒手医学認定セラピスト、マッケンジー法認定セラピスト
- NLP認定セラピスト
私の想い
私が、柔道整復師、鍼灸師として大切にしている想いが3つあります。
1つは、患者様の痛みと妥協せずに向き合う、ということ。
2つ目は、患者様の想いを正しく受け取る、ということ。
そして3つ目が、患者様に希望を与える、ということです。
私がこのような想いを持つように至ったのは、学校を卒業した後、病院での研修中のことでした。検査をしてもはっきりとした原因が分からず、痛み止めを処方されてもまったく痛みが改善しないという方のなんと多いことか!
現在、現代医療をもってしても治すことのできない病の1つが、この慢性的な痛みである、ということを知ったのは、学校を卒業し、臨床の現場に立った後のことでした。
学校での講義では、私たちの行う施術の有効性ばかりを教えられてきたので、実際の臨床ではなかなか良くならない症例が多く、教科書通りにいかないことに戸惑い、この仕事を辞めようかとあきらめかけたこともありました。
そんな暗中模索の中でもがいていた私が、直感のままに教えを請うたのが、関西鍼灸大学の黒岩共一教授でした。黒岩教授の元に、月に一回の頻度で4年間、トリガーポイント療法を学ぶために大阪まで通いました。大阪通いは大変でしたが、痛みに有効なトリガーポイント療法を学べることは、私にとって明るい希望を与えてくれるものでした。
その後、ドイツ徒手医学会の日本支部設立に伴い、ドイツで長い歴史を持つ徒手医学を4年以上にわたって学び、会の認定するマニュアルセラピストの資格も取得しました。
厳しく、また膨大な量の講義を受け、認定資格を取得した者は、日本国内では数十人しかおらず、その1人として名を連ねることは私の誇りでもあります。
これらの経験を経て、臨床の場でも自信を持って施術にあたることができるようになりましたが、生来の好奇心が旺盛なこともあって、さらに良い治療法はないかと探し求め、腰痛改善に著効があるとされるマッケンジー法を学び、認定セラピストの資格も取得しました。
ただ、これで痛みとの戦いが終わりということはなく、これからも患者様にとって有効であると思われるものは、学び続けていくことでしょう。
現在も、亀戸の整形外科医院で診療されている山口真一先生に師事し、月に一回開かれる私塾では、様々な症状の見極めについて、実際のレントゲンやMRI画像を通して学ばせいただいています。
2つ目の患者様の想いを正しく受け取る、ということですが、施術を通して患者様とお話しをしていて、その方の本当に求めていることや言いたいことが、はっきりと伝わってこないという場面に出くわすということがこれまでに何度かありました。
人の思いや価値観はさまざまで、自分のコミュニケーション能力を高めるために、NLP(神経言語プログラミング)という心理学を応用した一種のカウンセリング技術も学びました。 そして、マスタープラクティショナーの資格を取得する中で、人の価値観の多様性に気づくこともできました。
施術においても、私の価値観だけで判断するのではなく、患者様の思いを正しく引き出すことで、より治療効果を高めることができるものと思われます。
これら2つの想いの先にあるものが、私がこの仕事を通じて患者様に最も与えたい“希望“です。人は、希望があるからこそ明日を迎えることができます。
痛みやつらい症状があることで、明日への希望を失いかけている方へ、希望ある明日をお届けしたい、ということが、私にとっての最大の望みでもあります。
その想いから、当院の理念は「あなたの専属トレーナーとして、希望ある明日を提供します」と掲げさせていただいています。
当院と縁をもたれた方の明日が、希望に満ちあふれたものとなるように、これからも日々全力で施術にあたっていきます。